「元気に百歳」クラブのホームページへようこそ!
 
 
 
ご案内 講師紹介 活動記録
2019年の活動

2018(平成30)年度
2015(平成27)年度   2016(平成28)年度  2017(平成29)年度
2012(平成24)年度  2013(平成25)年度  2014(平成26)年度
2009(平成21)年度  2010(平成22)年度  2011(平成23)年度
2006(平成18)年度  2007(平成19)年度  2008(平成20)年度

第128回 4月22日(月)参加者8名
 ≪講義内容≫
1.「絞り込み」に関する今回作品の評価
 (1)テーマ  今回作品では、全体的にテーマの絞り込みがうまくいっている。
   皆さんの実力の高さが作品に反映されている。
 (2)時間軸  作品中の時代感覚をうまく表現できている。例えば、
   ・30代vs60代、・ライフサイクルの中でのファッションの変遷 など。
 (3)場所   「目黒川」や「我が家の庭」等で場所のイメージをすんなりと
   読み手に思い描かせている。これは、成功例と思う。
2.作品の中での指導内容(主なもののみ)
 (1)冒頭から説明文で入らないように。描写文から入り、冒頭の説明文に
   ついては、会話を挿入することで、読み手に分からせるようにするのが
   テクニック。 
 (2)情景描写に終始すると、盛り上がりに欠ける。やはりエッセイは「人」を
   描くもの。
   花見の客についての描写、例えばファッション、年齢層などを対比的に
   挿入することで、作品の中に盛り上がりが出てくる。
 (3)対語についての勉強は、言葉の使い方をより深くさせる。意識しておく
   ことが大切だ。
 (4)淡々と優雅な一日を作品にしている。これは、今回の中では最も随筆
   らしい内容だが、少し単調すぎるきらいがある。やはり「人(=自分)」の
   悩みをほんの少し入れることで、読み手にも一緒に考えさせるようになり、
   より作品力が高まる。
 (5)地理的な方角(東西南北)を入れての説明はしない方が良い。読み手が
   困惑することになる

 事務局から
 ・今回は8名の参加。少人数だったこともあり、賑わいある教室となった。
 二次会は、「魚屋一丁」。いつも通り生ビールに加えワインなどを嗜む。
 メンバーの石川さんから「つくしんぼ」の佃煮が小瓶で六つ。先回戴いていない
 人が土産にさせてもらった。

第127回 3月25日(月)参加者12名
 ≪講義内容≫
1.主題の絞込みについて
  どのように、主題を絞り込むかについては基本的な考え方がある。
  大きく捉えると、時間的な絞込みは難しい。それよりも、場所や物に
  置く方が、解り易く展開もしやすい。今回の作品でいえば、
  ①永らく整理できなかった部屋→その中の茶色のカギの掛かった
    カバンの中身
  ②書道教室→習っている子供たちの動き・眼差し・態度(底辺に
    「子供への愛情」)
  ③庭の情景→樹木の描写(より具体的になり、その情景が目に浮かぶ)

2.「言いたいことはこれだ」的な展開もあるが、エッセイには「気の置けない
  仲間」的なものもある。よく言われることだが、「人間って、そういう
  ところがあるよな」と共感をよぶ内容の作品は優れた作品と評される。
  絵画の「スケッチ」を思い起こしてほしい。バチっと完成させた絵は、
  それなりに優れた絵画なのだろうが、ほんわりと温かみのあるスケッチは、
  人を暖かくしてくれる。
  エッセイも同じで、スケッチ的なうまい情景描写などは、明確な主題がない
  かもしれないが、人をゆったりした気持ちにさせる。エッセイにも、そういう
  描写の中に人間的な内面がくみ取れるようになれば、一流だと思う。 
  

 事務局から
 ・今回は12名の参加でした。毎回ですが、なかなか楽しい評論がでて、
  この教室らしい、和気あいあいとした雰囲気になりました。
  二次会は、「魚や一丁」。生ビールに加え、今回はボトルワインを赤白1本ずつ
  空ける、にぎやかな宴となりました。

第126回 2月25日(月)参加者12名
 
 毎回冒頭の30分は、西原先生の講義があるが、今回は、先般先生が
広島RCC中国放送に出演されたインタビューの録音を、全員で聴いた。
  ・テーマ:先生の著書『広島藩の志士』について
  ・放送日:2019年2月23日(土)
  ・番 組:一文字弥太郎の週末ナチュラリスト朝ナマ「深堀シャベル」
       (毎週土曜日の朝に、好評放送中の番組)
 
≪講義内容≫
  ・エッセイの書き出しは、きわめて重要である。細心の配慮が求められる。
  ・書き出しは、説明から入らない。説明はカットバックで入れる。先ず数行の
  情景文から入る。
  ・「・・・こと」「・・・のような」は、全部外すのが基本。
  ・一日一行でも文章を書かないと、三日遅れる。毎日書く、そして書けるときに
  書いておく。
  ・アマチュアは、作品の優劣が大きい。プロは平均している。アマチュアと
  プロとの違いは、そこにある。


≪今回の作品についての意見交換≫
 ・テーマ、登場人物など、盛り込みすぎの作品がある。
 ・一方、登場人物が限られていると読みやすい。孫もリード文にうまく使い
  込まれると、邪魔にならない。
 ・映画をテーマにした作品があるが、観た人と、観ていない人との
  受け取り方が違ってくる。そのあたりの配慮が必要。
 ・五感をうまく使うように、という指導を受けてきたが、なかなか使いにくい
  臭覚を、上手に使った作品がある。
 ・センテンスが短く、読点が多いと、文章が読みやすく、好感が持てる。
 

 事務局から
 ・「120回記念誌」の編集に取り掛かっています。再度のお願いですが、
  121回~126回までの推敲作品を、早めに事務局に送ってください。
 ・「クラブだより」に、サロン紹介の欄があります。エッセイ教室では、メンバーに
  交代で、原稿を書いてもらっています。順番が来たときはよろしくお願いします。

第125回 1月29日(火)参加者10名
 今回は10名。前回同様、最初に先生から、各人の添削版を渡された。これはこれで、各人の自己評価に重さを与るものとなったが、参考になる「先生の評価」が伝わらないようにも思えた。各人の意見を聞いてみたい。

≪講義内容≫
1.エッセイには次のような効能がある。
  ①自分を見つめなおす機会(自分という人間はどんな人間だろうか?)
  ②学ぶ機会を与えてくれる(=読み手に知識を与える)
  ③エッセイで記した「これからは、・・・をしよう」に自分を駆り立てる。
  逆に言うと、この三つがテーマの根幹。

2.エッセイの要諦
⑴ 作品には、若い作品と、年寄り臭い作品がある。志賀直哉は、「若い作品と感じさせるのは、文章のリズム感だ」と言っている。それには、
  ①文章の長さでリズム感を出す。これは、間の取り方、言い直すと、
    句点・読点 の入れ方が重要。長く冗長な文章にはしないこと。
    (接続詞には必ず読点 など)
  ②声に出して読む(できるだけ大きな声で、そして耳で聴く)
    重要なことは、最後の文章(段落)を何回も充分に読む。ここが
    すんなりと読めることは、テーマがしっかりしているという事
    (=良い作品と言える)。 次に、最初から読んで違和感の
    ないこと。あれば、推敲を重ねるべし。
⑵作品の中でのご指摘事項
  ①「美」の文字は使わない(小学生でも書ける。自分の表現にすること)
  ②「である」は読み手に“押し付け“感を与える。なるべく、別の言葉に
    置き換える。
  ③「宗教」的な言葉、決め事などは書かない。読み手には、色々な
    宗教の人がいる。
  

 事務局から
再度のお願いです。『130回記念誌』の制作にとりかかっています。
推敲の終わった原稿(121回~125回)を、記念誌用フォーマットに入れて、
事務局に送ってください。
2月の教室は25日-月曜日です。


講師:西原健次 毎月1回開催(1月、8月休講)
場所:新橋「生涯学習センターばるーん」 
Copyright(C) V100C All Right Reserved